メナダとボラの違いって何?

メナダとボラの違いって何?

海で釣りをしているときや、お魚屋さんをのぞいたとき、「ボラかな?」と思う魚を見かけたことはありませんか?
でも、よく見ると「なんだかいつも見るボラと少し違う気がする…」と迷ってしまうことってありますよね。
実はその魚、もしかしたらボラそっくりの「メナダ」というお魚かもしれませんね。

この記事では、見た目がそっくりなメナダとボラの違いについて、見分けるためのわかりやすいポイントを詳しくお伝えしていきます。
これを読めば、次にこのお魚たちに出会ったとき、「あ、これはメナダだ!」「こっちはボラだね」と、自信を持って見分けられるようになりますよ。
さらに、メナダが持つ意外な魅力や、美味しいヒミツについても一緒に知ることができるので、きっと海やお魚がもっと好きになるはずです。
ぜひ、最後までゆっくりと楽しんで読んでみてくださいね。

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メナダとボラは目や口元の色など5つのポイントで見分けられます

メナダとボラは目や口元の色など5つのポイントで見分けられます

メナダとボラの違いについて、結論からお伝えしますね。
この2つのお魚は、パッと見ただけでは本当にそっくりで、現場では混同されやすい魚なんですね。
でも、目や口の周りの色、胸びれ付け根の模様、まぶたの形、尾びれ、頭の形という5つのポイントを順番にチェックしていくことで、確実に見分けることができると言われています。

ボラは全国の海でよく見かけるおなじみの魚ですが、メナダは実は一部の地域で高級魚として珍重されている特別なお魚だったりするんですよ。
「ただのボラだと思って逃がしてしまったけれど、実は美味しいメナダだった!」なんてことも釣り人さんの間ではよくあるお話みたいです。
だからこそ、違いを知っておくと、ちょっと得した気分になれるかもしれませんね。

似ているけれど違う魚!見分けるための5つのポイント

似ているけれど違う魚!見分けるための5つのポイント

では、なぜこの2つの魚はそんなに見分けにくいのでしょうか。
それは、メナダがスズキ目ボラ科の汽水魚で、ボラにとても近い仲間だからなんですね。
外見が非常に似ているのは、親戚同士のようなものだからと考えると、なんだか納得できますよね。

でも、安心してください。
しっかり観察すると、きちんと違いが見えてきます。
ここからは、見分けるための具体的なポイントを5つに分けて、一緒に見ていきましょうね。

1. 目と口元の色に注目してみましょう

一番わかりやすくておすすめの見分け方は、お顔をじっくり見てみることです。
ボラのお顔は全体的に黒っぽく見えやすいのですが、メナダは目や口の周りに黄色や赤みが出やすいという特徴があると言われています。
特にメナダは、口唇や目の周りが赤っぽい色をしていることが多いんですね。
お化粧をしてほんのりチークやリップを塗っているみたいで、なんだか可愛らしいと思いませんか?
この特徴を知っているだけでも、グッと見分けやすくなるはずですよ。

2. 胸びれ付け根の「青い斑」があるかどうか

次にチェックしていただきたいのが、胸びれの付け根の部分です。
ボラには、この胸びれの付け根に鮮やかな青い斑点(模様)があるんです。
一方で、メナダにはこの青い斑がないとされています。
釣り上げたときや、お魚を横から見たときに、「青いワンポイントがあるかな?」と探してみてくださいね。
青いおしゃれなマークがあればボラ、何もなければメナダ、という見方もわかりやすくて良いですよね。

3. 脂瞼(しけん)と呼ばれるまぶたの発達具合

少し専門的な言葉になりますが、「脂瞼(しけん)」というゼリー状のまぶたのような部分も、大きな見分けポイントなんですね。
ボラはこの脂瞼がとてもよく発達していて、目が透明な膜で覆われているように見えます。
逆にメナダは、この脂瞼が発達しにくい、あるいはほぼないのが特徴とされています。
目がぱっちりして見えるのがメナダ、ちょっと眠たそうにベールを被っているのがボラ、と覚えておくと覚えやすいかもしれませんね。

4. 尾びれの形を比べてみましょう

後ろ姿にも違いが隠れています。
尾びれの形をよく見てみると、ボラは尾びれの中央が深くV字に湾入(切れ込んでいる)しやすい形をしています。
それに比べてメナダは、尾びれの湾入が浅く、比較的まっすぐに近い形をしている傾向があると言われています。
泳いでいるときや、全体をパッと見たときに、しっぽの形がシャープならボラ、少し穏やかなカーブならメナダかもしれませんね。

5. 頭の形も少し違います

最後に、頭の形にも注目してみましょう。
メナダは、ボラと比べると頭がより平たく縦扁(じゅうへん)して見えるとされています。
上から見たり、正面からお顔を覗き込んだりすると、メナダのほうが少しペタンと平たい印象を受けるんですね。
他のポイントと合わせてこの頭の形も確認できれば、もう見分けるのは完璧と言えそうです。

地域によって違う?メナダとボラの面白さ

ここまでは見た目の違いについてお話ししてきましたが、実は住んでいる場所や、人々とのかかわり方にも面白い違いがあるんですね。
ボラは全国の内湾に広く見られる、私たちにとってとても身近な魚です。
一方でメナダは、有明海や瀬戸内海などに多いとされているんですよ。
地域ごとのユニークなエピソードを、具体的に3つご紹介しますね。

有明海では高級魚として大人気のメナダ

ボラとそっくりなメナダですが、佐賀県の有明海などでは、ボラよりもメナダのほうが数が多く、地域の方々にとても親しまれているそうです。
有明海では、メナダは味が良いため高値で取引され、高級魚として珍重されているんですね。
お刺身や洗い、煮付けなどにして食べると、クセがなくて脂も乗っていて、とっても美味しいと言われています。
地元では季節の味わいとして大切にされているなんて、素敵なお話ですよね。

地方名「アカメ」や「シュクチ(朱口)」の由来

先ほど「目や口元が赤っぽい」という特徴をお話ししましたが、この特徴がそのまま名前になっている地域もあるんですよ。
メナダは地方によって、次のような可愛い名前で呼ばれています。

  • 目が赤いことから「アカメ」
  • 口の周りが赤い(朱色)ことから「シュクチ(朱口)」
  • 他にも「クチメ」や「ヤスミ」など

昔から漁師さんや地元の人たちは、ちゃんとボラとメナダの違いに気づいて、その見た目の特徴を名前に込めて呼んでいたんですね。
地域によって呼び方が違うのも、お魚の魅力の一つかもしれませんね。

ボラの臭みとメナダの美味しさの秘密

ボラと聞くと、「泥臭い」「少しクセがある」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
ボラは海底の泥と一緒にエサを食べる性質があるため、水質の良くない場所にいるボラは、どうしても臭みを持ってしまうことがあるんですね。
もちろん、冬のきれいな外洋で獲れる「寒ボラ」は臭みもなく絶品と言われています。
一方でメナダは、同じボラ科でも比較的臭みが少なく、身が締まって美味しいという声が多く聞かれます。
釣り人のブログなどでも、「ボラだと思って食べたら、臭みがなくて甘みがあり、実はメナダだった!」という嬉しい驚きの報告がたくさんあるんですよ。
もし釣れたお魚がメナダだったら、ぜひ美味しく味わってみたいですよね。

メナダとボラの違いを押さえて海をもっと楽しもう

ここまで、メナダとボラの違いについて一緒に見てきました。
最後に、見分けるための大切なポイントを振り返っておきましょうね。

  • 目や口の周りに黄色や赤みがあるのがメナダ
  • 胸びれの付け根に青い斑がないのがメナダ、あるのがボラ
  • 目にゼリー状のまぶた(脂瞼)が発達していないのがメナダ
  • 尾びれの切れ込みが浅いのがメナダ
  • 頭が平たく見えるのがメナダ

このポイントさえ覚えておけば、もう海で迷うことはありませんよね。
メナダは見た目はボラにそっくりですが、有明海などでは高級魚として扱われるほど美味しく魅力的なお魚です。
ただ似ているだけではなく、それぞれに個性や地域ごとの食文化があることを知ると、お魚の世界がもっと面白く感じられるはずです。

今度、釣りに行ったり、お魚屋さんやスーパーの鮮魚コーナーを覗いたりするときは、ぜひ「この子はボラかな?それともメナダかな?」とじっくり観察してみてくださいね。
もしメナダを見つけたら、「これって実は美味しいお魚なんだよ」と、ご家族やお友達にも教えてあげると、きっと驚かれて会話も弾むと思いますよ。
あなたが次に海にお出かけしたとき、素敵なメナダとの出会いが待っているといいですね。
これからも、いろんなお魚の知識を楽しみながら、海や自然とのふれあいを思いっきり満喫していきましょう!