全熱交換器とロスナイの違いとは?

全熱交換器とロスナイの違いとは?

家づくりやオフィスのリニューアルで換気について調べていると、「全熱交換器」や「ロスナイ」という言葉をよく見かけますよね。
「全熱交換器とロスナイの違いって、一体何なんだろう?」と、疑問に思うかもしれませんね。

実は、多くの方が同じように迷ってしまっているんですね。
専門用語ってどうしても難しく感じてしまいますし、違いがわからないとどれを選べばいいのか不安になってしまいますよね。

この記事では、そんなあなたの疑問を解決するために、全熱交換器とロスナイの違いをわかりやすく紐解いていきますね。
最後まで読んでいただければ、ご自身の環境にどちらが合っているのかがスッキリとわかり、自信を持って設備選びができるようになりますよ。

快適で省エネな空間をつくるために、一緒に見ていきましょうね。

当ページのリンクには広告が含まれています。

実は「呼び方」と「メーカー」の違いなんです

実は「呼び方」と「メーカー」の違いなんです

いきなり一番の疑問にお答えしますね。
全熱交換器とロスナイの違いは、役割や機能が全く別物というわけではなく、「呼び方」と「メーカー・構造」の違いなんですね。

少し拍子抜けしてしまったかもしれませんね。
実は、「全熱交換器」という大きなカテゴリー(ジャンル)の中に、三菱電機さんが作っている「ロスナイ」というブランドが含まれている、という関係性なんですよ。

つまり、ロスナイは全熱交換器の一種ということですね。
これがわかると、カタログや比較サイトを見るのがぐっと楽になると思いませんか?

役割ではなく呼び方の違いになる理由とは?

役割ではなく呼び方の違いになる理由とは?

「じゃあ、なんでわざわざ別の名前で呼ばれているの?」って気になりますよね。
その理由を、それぞれの正体を知りながら一緒にひも解いていきましょうね。

全熱交換器は設備の「ジャンル名」

まず、「全熱交換器」というのは、設備のジャンル(種類)の名前なんですね。
室内と室外の空気を入れ替えるときに、温度と湿度を同時に交換しながら換気してくれる、とっても賢い設備のことなんです。

一般的な換気扇だと、冬に換気をすると冷たい風がそのまま入ってきて寒かったりしますよね。
でも、全熱交換器は、室内の暖かい空気の「熱」と「湿度」を再利用しながら外の空気を取り込んでくれるんです。
だから、室内の快適な温度を保ちやすくて、とっても省エネなんですよ。

ロスナイは三菱電機の「ブランド名」

一方で「ロスナイ」というのは、三菱電機さんが作っている全熱交換形換気機器の商品名(ブランド名)なんですね。
「損失(ロス)が無い(ナイ)」という意味から名付けられた登録商標だそうで、とっても覚えやすくて素敵なネーミングですよね。

ロスナイの中には紙でできた「ロスナイエレメント」という特別な熱交換素子が入っていて、この紙を通して熱と湿度を上手に交換しているとされています。
1台の中に「外の空気を入れるファン」と「中の空気を出すファン」が両方入っているので、同時に給気と排気ができるんですね。

このロスナイという名前があまりにも有名になりすぎたため、多くの方が「他社製の全熱交換器もまとめてロスナイと呼んでしまう」という現象が起きているんです。
「セロハンテープ」や「ホッチキス」のように、商品名がそのままジャンル名のように使われているのと同じなんですね。

だからこそ、違いについて迷ってしまう方が多いのもうなずけますよね。

全熱交換器(ロスナイ)をより深く知る3つのポイント

基本の関係性がわかったところで、「じゃあ普通の換気扇や、他のメーカーのものとは何が違うの?」という部分も気になってきますよね。
そこで、読者の皆さんが設備選びで迷いやすいポイントを3つの具体例で整理してみました。
きっと、これからの検討に役立つと思いますよ。

1. 普通の換気扇との違い

私たちが普段よく目にする「普通の換気扇」と、「ロスナイなどの全熱交換器」の違いってご存知ですか?
普通の換気扇は、室内の空気を外に出して、外の空気をそのまま取り入れるだけなんですね。

そのため、次のような困りごとが起きやすいかもしれません。

  • 夏は暑い空気が、冬は冷たい空気がそのまま入ってくる
  • 冷暖房の効率が下がり、電気代が高くなりやすい
  • 外の湿度がそのまま室内に入ってしまう

これって、快適に過ごしたい時には少しストレスになってしまいますよね。

でも、ロスナイのような全熱交換器なら、排気と給気のあいだで熱と湿度をしっかり交換(全熱交換)してくれます。
冷暖房のエネルギーを無駄にしにくく、お部屋の温度変化も小さいので、一年中快適に過ごせるんですね。

さらに、給気と排気の通り道が分かれているので、汚れた空気と新鮮な空気が混ざらないというのも安心できるポイントですよね。

「窓を開ける換気だと寒くてつらい…」というお悩みも、きっと解決してくれますよ。

2. 他のメーカーの全熱交換器との違い

「ロスナイは三菱電機さんの商品ということは、他社の製品とは何が違うの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
最近では、ダイキンさんの「ベンティエール」やパナソニックさんの全熱交換換気など、メーカー間の比較をされる方も増えているんですよ。

実は、基本となる「熱と湿度を交換して空気を混ぜない」という原理は、どのメーカーも共通なんです。
違いが出やすいのは、次のような細かな仕様の部分とされています。

  • 熱を交換する部品の構造や素材(ロスナイは紙エレメントを採用しています)
  • 対応できる風量や、ラインナップの豊富さ
  • 静音性や、省エネ性能の高さ
  • 花粉やPM2.5などに対応するフィルターの性能
  • 天井に埋め込むか、壁に掛けるかといった設置方法

仕組みが大きく違うわけではなく、ご自宅やオフィスに合わせた構造や細部の機能の好みが選ぶ基準になるということですね。
メーカーごとの特徴を見比べるのも、なんだか楽しくなってきませんか?

3. 外調機や空調機との違い

ビルや大きめの施設などでは「外調機(外気処理空調機)」という言葉を聞くこともあるかもしれませんね。
これも全熱交換器とは少し役割が違うんです。

外調機は、外の空気を取り込んで、あらかじめ冷暖房をかけて温度を一から調整してから室内に送り込む「空調設備」なんですね。
一方の全熱交換器(ロスナイ)は、あくまで室内の排気の「熱」と「湿度」を利用して、外気を室内の環境に近づけてから取り入れる「換気設備」です。

全熱交換器自体が冷暖房を一から行うわけではないので、冷暖房機(エアコン)とセットで使うことで一番効果を発揮してくれるんですね。
それぞれの得意分野を知っておくと、理想の空間づくりにぐっと近づけそうですよね。

全熱交換器とロスナイの違いのおさらい

ここまで一緒に見てきましたが、いかがでしたか?
少し複雑だった換気設備の世界が、スッキリと整理できたのではないでしょうか。
最後にもう一度、大切なポイントをまとめておきますね。

  • 全熱交換器はジャンル名、ロスナイは三菱電機のブランド名
  • 機能が違うのではなく、ロスナイは全熱交換器の代表的な存在
  • 温度と湿度を交換するため、普通の換気扇より省エネで室温変化が少ない
  • 他社メーカーとは、素子の素材やフィルター性能などの細かな仕様で比較する
  • エアコンと組み合わせて使うことで、換気と快適さを両立できる

「ロスナイ=全熱交換器全般」と思い込んでしまうと、他のメーカーと比較するときや仕様の確認で少し混乱してしまうかもしれません。
でも、この記事を読んでくださったあなたなら、もう迷わずにカタログを見比べることができるはずですよ。

あなたにぴったりの快適な空間づくりへ

換気設備を選ぶのって、決して安いお買い物ではないので、慎重になってしまう気持ちは痛いほどわかります。
本体価格だけでなく、定期的なフィルターのお掃除などのメンテナンスも必要になるので、気になることも多いですよね。

でも、窓を開けずにきれいな空気を保てて、しかも一年中快適な温度で過ごせる毎日は、何ものにも代えがたい安心感を与えてくれると思いませんか?
最近ではオフィスだけでなく、戸建住宅やマンションでも、感染症対策や省エネの観点からこういった高機能な換気設備を取り入れる方がどんどん増えているとされています。

あなたが今、この記事にたどり着いて熱心に調べていらっしゃるのは、きっとご家族やそこで過ごす人たちの健康と快適さを大切に想っているからこそですよね。
その優しいお気持ちが、きっと素敵な空間づくりに繋がると思いますよ。

ぜひ、今回お伝えした「全熱交換器」と「ロスナイ」の違いをヒントにして、ご自身のライフスタイルや予算に一番合った設備を見つけてみてくださいね。
あなたの新しい生活環境が、心地よい空気と温もりに包まれた素敵な場所になるよう、心から応援しています。