くさび式足場 ビケ足場 違いって何?

くさび式足場 ビケ足場 違いって何?

工事現場や自宅のリフォームなどで足場を組むとき、「くさび式足場」や「ビケ足場」という言葉を耳にしたことはありませんか?
業者さんから説明を受けたものの、「この2つって結局どう違うんだろう?」と疑問に思うこともありますよね。

見た目も似ているし、同じもののように聞こえたり、まったく別の種類のように聞こえたり……。
もしかしたら、足場の選び方や安全面で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

この記事では、そんな皆さんの疑問をスッキリと解決していきます。
最後まで読んでいただければ、2つの関係性がはっきりと分かり、ご自宅の工事や現場でどんな足場が組まれているのか、自信を持って理解できるようになりますよ。
ぜひ、私たちと一緒に足場の基本について楽しく学んでみませんか?

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くさび式足場とビケ足場の違いとは?結論からお伝えします

くさび式足場とビケ足場の違いとは?結論からお伝えします

「くさび式足場 ビケ足場 違い」について調べているあなたへ、まずはズバリ結論をお伝えしますね。

実は、この2つは「まったく別の種類の足場」というわけではないんです。
結論から言うと、くさび式足場は足場の「構造や種類」の総称であり、ビケ足場はその中の「ひとつの商品名(ブランド名)」なんですよ。

わかりやすく例えると、「車(種類)」と「プリウス(商品名)」のような関係だと思っていただけると、イメージしやすいかもしれませんね。
ビケ足場は、くさび式足場という大きなグループの中にある、代表的なブランドの1つなんです。

なぜ違うものだと誤解されやすいの?その理由を詳しく解説

なぜ違うものだと誤解されやすいの?その理由を詳しく解説

結論を聞いて、「なるほど!でも、どうして現場の人たちは別々に呼んだりするの?」と不思議に思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここからは、なぜそんな誤解が生まれやすいのか、その理由を一緒に見ていきましょう。

くさび式足場という「大きなカテゴリ」について

まず、「くさび式足場(くさび緊結式足場)」というのは、足場を組み立てる工法や構造の総称なんですね。
支柱にある「ポケット」と呼ばれる受け金具の部分に、手すりや踏み板の端についている「くさび」をハンマーで打ち込んで固定します。

ボルトを締めたりする手間が省けるので、組み立てや解体がとてもスピーディーにできるのが大きなメリットと言われています。
工具もハンマーひとつで済むことが多いので、作業する職人さんにとっても扱いやすいシステム足場なんですよ。

「ビケ足場」という大ヒットブランドの影響

一方で「ビケ足場」とは、もともと「くさび式足場」として販売された特定の商品の名前です。
株式会社ダイサンの商品名とする説明があったり、アルインコ株式会社の登録商標だとされていたりと、メーカーによって説明が異なる部分もあると言われています。
でも共通しているのは、ビケ足場は「特定メーカーの規格で作られたくさび式足場」だということなんですね。

現場で「ビケ」と呼ばれる習慣

このビケ足場は、日本の住宅工事でとても広く普及しました。
そのため、多くの職人さんが「くさび式足場」全体のことを、親しみを込めてすべて「ビケ」「ビケ足場」と呼ぶようになっていったんです。
セロハンテープ(種類)のことをセロテープ(商品名)と呼んでしまうのと同じような感覚ですよね。

その結果、「ビケ足場って言っているけど、実は他社製のくさび式足場を使っている」という現場も増え、一般の方からすると「くさび式足場とビケ足場は違うものなのかな?」と混乱してしまう原因になったようです。

現場での具体的な使われ方や特徴を3つの例で紹介します

ここまでで、2つの関係性はバッチリ理解できましたよね。
では、実際の現場ではどのように使い分けられているのでしょうか?
もっとイメージが湧くように、3つの具体的な例をご紹介しますね。

戸建て住宅で大活躍する「ビケ足場(Bタイプ)」

ビケ足場(およびそれと互換性のあるBタイプと呼ばれる規格)は、主に低層の戸建て住宅やリフォームの現場でよく使われています。
なぜなら、もともと住宅向けに特化して開発された規格だからなんですね。

特徴として、踏み板やブラケットにも「くさび」を打ち込むポケットが多く作られています。
これによって、施工後の揺れが少なく、とても安定した足場を組むことができると評価されているんですよ。
職人さんが揺れを気にせず安心して作業できるのは、家を建てる私たちにとっても嬉しいポイントですよね。

中高層の建物で選ばれる「他のくさび式足場(Aタイプなど)」

マンションなどの中層から中高層の建物や、工場、橋梁などの工事では、「Aタイプ」などと呼ばれる別の規格のくさび式足場が選ばれることが多い傾向にあります。
ビケ足場(Bタイプ)とは、1層の幅(スパン)や構造の基準が少し違うんですね。

建物の規模や高さ、かけられる荷重の条件によって、もっとも安全で効率的な種類のくさび式足場がプロの目でしっかりと選ばれているんです。
くさび式足場自体はコンパクトで持ち運びもしやすいため、最近では枠組足場に代わって、中高層の現場でもどんどん主流になりつつあると言われています。

見た目は似ていても「互換性」がないことも!

くさび式足場には、先ほど少しお話ししたAタイプ、Bタイプ(ビケタイプ)、Cタイプなど、いくつかの規格が存在します。
これらは、どれも「ハンマーでくさびを打ち込んで固定する」という仕組みは同じなのですが、実はお互いに組み合わせて使うこと(互換性)ができない場合が多いんです。

たとえば、「Aタイプの部材」と「ビケ足場(Bタイプ)の部材」は、くさびの形やサイズが違うので一緒には使えません。
現場の職人さんたちは、「今日はビケ規格の部材を持っていくよ」「今回はAタイプで組むよ」というように、しっかりと規格を分けて安全に管理されているんですね。
こういう裏側の事情を知ると、足場って奥が深いなぁと思いませんか?

この記事のおさらいをしておきましょう

いかがでしたか?
今回は皆さんが気になっていた足場の名前の疑問について、一緒に詳しく見てきました。
ここでもう一度、大切なポイントを整理しておきますね。

  • くさび式足場は、ハンマーでくさびを打ち込んで組み立てる足場の「総称(種類・工法)」です。
  • ビケ足場は、くさび式足場の中の「代表的な商品名(ブランド・規格名)」です。
  • 現場では、すべてのくさび式足場をまとめて「ビケ」と呼ぶ習慣があるため、混乱しやすくなっています。
  • ビケ足場(Bタイプ)は揺れにくく、戸建て住宅などで大活躍しています。
  • 他の規格のくさび式足場(Aタイプなど)は、中高層の建物など用途や高さに合わせて使い分けられています。

これで、業者さんとお話しするときや、ご近所の工事現場を見かけたときにも、「なるほど、あれはくさび式足場の一種なんだな」とスッキリ理解できますよね。

足場選びや工事に悩んでいるあなたへ

ここまで読んでくださったあなたは、きっとご自宅の建築やリフォーム、あるいは現場のことで真剣に情報収集されている勉強熱心な方だと思います。
専門用語がたくさん出てくると、「ちゃんとした足場を組んでもらえるのかな?」と不安になることもありますよね。

でも、安心してくださいね。
足場の名前や仕組みの違いを知っているだけでも、業者さんとのコミュニケーションはずっとスムーズになりますし、親身になってくれる良い業者さんかどうかを見極める一つのきっかけにもなります。

もし、今まさに「自分の家の工事にはどの足場がいいんだろう?」と迷っているなら、ぜひ業者さんに「今回はどんな特徴の足場を使う予定ですか?」と優しく聞いてみてくださいね。
きっと、あなたのお家や現場にぴったりの、安全で最適な足場を提案して説明してくれるはずです。
あなたの工事が安全に、そして大成功で終わることを心から応援していますよ!