
いざ米国株に挑戦しよう!と思って、誰もが知っているGoogleの親会社である「アルファベット(Alphabet)」の株を検索してみたときのことです。
証券会社の画面に「GOOGL」と「GOOG」という似たような記号が2つ並んでいて、「えっ、どっちを買えばいいの?」と戸惑ってしまった経験はありませんか?
これって本当に気になりますし、同じ会社のはずなのにどうして2つも銘柄があるのか不思議に思うかもしれませんね。
実は、多くの投資初心者さんがここで同じようにつまずいてしまうんですね。
でも、どうか安心してください。
この記事では、「アルファベットa c 違い」について、専門用語をできるだけ使わずにやさしく丁寧に解説していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、2つの株の正体がはっきりと分かり、ご自身の投資スタイルに合わせて迷わずに選べるようになりますよ。
これからの資産形成に向けたモヤモヤがきっとスッキリするはずです。
私たちと一緒に、Google株の秘密を紐解いていきましょう。
2つの違いは「議決権の有無」だけなんです

まずは一番気になる答えからお伝えしてしまいますね。
クラスA(GOOGL)とクラスC(GOOG)の決定的な違いは、会社の方針を決める「議決権」を持っているかどうか、ただそれだけなんですね。
「本当にこれだけなの?」と驚かれるかもしれませんが、事実としてこの1点だけが異なっています。
具体的には以下のような仕組みになっています。
- クラスA株(ティッカーシンボル:GOOGL):1株につき1票の議決権がある
- クラスC株(ティッカーシンボル:GOOG):議決権が一切ない
「ティッカーシンボル」というのは、株の世界で会社を識別するために使うアルファベットの符丁のようなものですね。
どちらも同じ「アルファベット」という会社の株式であることには変わりありません。
将来もらえるかもしれない配当金や、会社の業績によって株価が上がるという「経済的な価値」は、どちらを選んでも全く同じなんですよ。
ですので、初心者さんは「なんだ、中身はほとんど同じなんだな」と安心していただければと思います。
どうして議決権の有無だけが違うの?

では、なぜ同じ会社なのにわざわざ議決権の有無で株を分けているのか、気になりますよね。
その背景には、Googleという世界的な企業ならではの深い理由が隠されているんです。
創業者の想いと「クラスB株」の存在
実は、アルファベットの株式には、私たちが買えるクラスAとクラスCの他に、一般には出回っていない「クラスB株」という特別な株が存在するんですね。
このクラスB株は、Googleの創業者であるラリー・ペイジさんやセルゲイ・ブリンさん、そして一部の経営陣だけが持っている秘密の株と言えます。
何が特別なのかというと、なんと1株あたり10票もの強力な議決権を持っているんです。
これってすごいことだと思いませんか?
一般の投資家が持てるクラスA株の10倍の力があるため、創業者が会社の方向性をしっかりとコントロールできるようになっているんですね。
優秀な社員への報酬と議決権のバランス
また、Googleのような成長企業では、優秀なエンジニアさんたちに「ストックオプション(自社株を買える権利)」を報酬として渡すことがよくあります。
社員さんたちも、会社の業績が上がれば自分たちの株の価値も上がるので、より一層お仕事を頑張れますよね。
でも、ここで一つ問題が起きてしまいます。
普通に議決権のある株(クラスA)をどんどん発行して社員さんに配ってしまうと、世の中に出回る議決権の総数が増えてしまい、結果的に創業者たちの議決権の割合(会社を動かす力)が薄まってしまうんですね。
これは長期的なビジョンを描きたい経営陣にとっては、少し困った事態かもしれません。
だから生まれた「クラスC株」
そこで考え出されたのが、「議決権は一切ないけれど、経済的な価値は同じ」というクラスC株(GOOG)なんです。
これを専門用語で「デュアルクラス(複数議決権)株式構造」と呼んだりもします。
少し難しい言葉ですが、要するに「会社を支配する権利は渡さないけれど、会社の利益はみんなでしっかり分け合おう」という仕組みなんですね。
これなら、社員さんに報酬として株を渡したり、他の会社を買収するために新しく株を発行したりしても、経営陣の支配力は守られます。
だからこそ、私たちの目の前には「GOOGL」と「GOOG」という2つの選択肢が並んでいるというわけなんですね。
理由を知ると、「なるほど、そういうことだったんだ!」と納得できるのではないでしょうか。
実際に投資するならどっち?3つの視点で比べてみましょう
ここまでで、2つの株の仕組みはわかっていただけたかと思います。
でも、「じゃあ結局、私はどっちを買えばいいの?」と、まだ少し迷ってしまいますよね。
そこで、私たち個人投資家が選ぶ際のヒントになるよう、3つの視点から具体的に比べてみましょう。
視点1:会社の経営に少しでも参加したいなら「クラスA(GOOGL)」
もしあなたが、「せっかくGoogleの株主になるんだから、株主総会で一票を投じてみたい!」「ガバナンス(企業統治)に少しでも関わっている実感を持ちたい!」と考えるなら、議決権のあるクラスA(GOOGL)を選ぶのがおすすめです。
もちろん、創業者の皆さんが強力なクラスB株を持っているので、私たち個人の1票で会社の決定が大きく変わることはないかもしれません。
それでも、「自分も世界を牽引する企業の意思決定に参加する権利を持っている」という感覚は、投資を続ける上でのモチベーションや喜びに繋がりますよね。
視点2:単純に株価の動きや利益を追うなら「クラスC(GOOG)」
一方で、「株主総会なんて出ないし、議決権にはこだわらないよ」「将来の株価上昇の恩恵だけを受けられれば十分」という方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな方には、議決権のないクラスC(GOOG)が選択肢に入ってきますね。
実際のところ、各社のリサーチなどによるとGOOGLとGOOGの株価の差はごくわずかで、だいたい1%未満の差に収まることがほとんどだと言われています。
一般的には、議決権がついている分だけクラスA(GOOGL)の方がほんの少しだけ高い値段で取引される傾向があります。
ですので、全く同じ経済的価値のものを「少しでも安く買いたい」という長期投資家さんの中には、あえてクラスC(GOOG)を選ぶ方も多いんですよ。
ご自身の使っている証券会社で買いやすい方を選ぶ、というのも立派な正解だと思います。
視点3:インデックス投資なら両方持っていることも
もしかしたら、この記事を読んでくださっている方の中には、すでに「S&P500」や「全世界株式(オール・カントリー)」といったインデックスファンド(投資信託やETF)でつみたて投資をしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、そういった代表的なインデックスファンドの多くには、クラスA(GOOGL)とクラスC(GOOG)の両方が構成銘柄として組み入れられていることがよくあるんです。
つまり、個別の株として「どっちを買おう?」と悩まなくても、投資信託を通じて間接的に両方の株のオーナーになっている状態なんですね。
「知らず知らずのうちに両方持っていた!」なんて、ちょっと得した気分になりませんか?
個別株に挑戦する前の基礎知識として知っておくのも、とても素敵なことだと思います。
どちらを選んでも、あなたの大切な資産形成の第一歩です
今回は、アルファベット株のクラスA(GOOGL)とクラスC(GOOG)の違いについてお話ししてきました。
最後に、大切なポイントを短く整理しておきますね。
- 違いは「議決権があるか(クラスA)、ないか(クラスC)」だけ
- 株価の値上がりなど、経済的な価値はどちらも同じ
- どちらを選ぶかは、あなたの「議決権へのこだわり」次第
「AとC、どちらを買えばいいの?」という疑問に対しては、どちらを選んでも大きな問題はなく、同じようにGoogleの成長を応援できるというのが私たちの結論になります。
初心者さん向けの記事や専門家の解説でも、「両者に大きな差はないので、深く悩みすぎなくて大丈夫ですよ」とされていることが多いんですね。
さあ、あなたも世界的企業のオーナーになってみませんか?
米国株への投資は、最初は英語のアルファベットが並んでいて難しく感じるかもしれません。
でも、こうやって一つひとつの意味を知っていくと、「なんだ、そういうことだったのか」と親しみが湧いてきませんか?
「アルファベットa c 違い」について調べてここまで読んでくださったあなたは、すでに投資家としての素晴らしいリサーチ力を持っていらっしゃいます。
どちらの株を選ぶにしても、あなたが世界の未来を作る企業に投資をするという決断は、ご自身の未来を豊かにする素敵な一歩になるはずです。
ぜひ、ご自身が一番納得できる銘柄を選んで、ワクワクする投資ライフをスタートさせてみてくださいね。
私たちは、あなたの前向きなチャレンジをいつも心から応援しています!