キンダベートとロコイドの違いとは?

キンダベートとロコイドの違いとは?

病院でお薬をもらったとき、「あれ?この前と違うお薬が出たけど、何が違うんだろう?」って不思議に思ったことはありませんか?
特に、お子さんの湿疹や、ご自身の顔の肌荒れなどで処方されることの多い「キンダベート」と「ロコイド」。
どちらもよく聞くお薬の名前ですが、その違いって気になりますよね。

「ステロイドって副作用が心配…」と不安に感じる方も、きっと多いかもしれませんね。
大切なお肌や、愛するお子さんに塗るものですから、少しでも安心したいと願うのは当然のことです。
私たちも、お薬のことはしっかり知っておきたいって思いませんか?

この記事では、そんなあなたのために、二つのお薬の強さや効き目、そして副作用の違いについて、優しく丁寧に解説していきますね。
最後まで読んでいただければ、「なるほど、だからこのお薬だったんだ!」とモヤモヤがスッキリして、安心して毎日のスキンケアを続けられるようになりますよ。
もしかしたら、お薬を塗る時間が少しだけ安心できる時間に変わるかもしれませんね。
それでは、一緒に二つのお薬の違いを見ていきましょう。

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どちらも同じ強さですが、副作用の出方に少し違いがあります

どちらも同じ強さですが、副作用の出方に少し違いがあります

まずは、一番気になる「どう違うの?」という疑問の結論からお話ししますね。
キンダベートとロコイドは、どちらもステロイド外用薬の中で「マイルド(中程度)」と呼ばれる、まったく同じ強さのグループに入っています。
お肌の赤みやかゆみなどの炎症を抑える効き目も、ほとんど同じくらいだとされているんですね。

「それなら、どっちを使っても一緒なの?」と思ってしまいますよね。
でも実は、副作用の出方に少し違いがあると言われているんです。
お薬に含まれている成分が違うため、お肌への負担のかかり方が微妙に異なるとされています。
お医者さんは、この小さな違いをしっかりと見極めて、あなたの症状やお肌の薄さに合わせて最適なお薬を選んでくれているんですね。

同じ強さのステロイドなのに違いがあるのはなぜ?

同じ強さのステロイドなのに違いがあるのはなぜ?

同じグループのお薬なのに違いがあるなんて、少し不思議に感じますよね。
その理由を、もう少しだけ詳しくのぞいてみましょう。

お薬に入っている成分と濃度が違うからなんですね

キンダベートとロコイドは、それぞれ違う会社で作られていて、中に入っている有効成分そのものが違います。

  • ロコイド:ヒドロコルチゾン酪酸エステル(0.1%)
  • キンダベート:クロベタゾン酪酸エステル(0.05%)

このように、成分の名前も違えば、数字(濃度)も違いますよね。
ロコイドは主に鳥居薬品という会社が、キンダベートはグラクソ・スミスクラインという会社が作っているとされています。
中身が違うからこそ、お肌に塗ったときの性質や、副作用の出やすさに違いが生まれると言われているんですね。

効き目の強さは同じ「マイルド」ランクとされています

日本のステロイド塗り薬は、強さによって5つの段階に分けられているのをご存知ですか?
一番強いものがⅠ群、一番弱いものがⅤ群となっています。
その中で、キンダベートとロコイドはどちらも「Ⅳ群(Medium/マイルド)」という、下から2番目の優しいグループに分類されているんです。

このグループのお薬は、お顔や首、お子さんのデリケートなお肌など、「お薬を慎重に使いたい部分」によく選ばれます。
肝心な効き目(抗炎症作用)についても、複数のデータで「ほとんど同じ」と評価されているんですよ。
ただ、毎日たくさんの患者さんを診ているお医者さんの中には、「ほんの少しだけ、キンダベートの方がマイルドに効くかな?」と感じている方もいらっしゃるそうです。
効き目が穏やかだと聞くと、なんとなく安心感がありますよね。

副作用の出やすさには少し差があると言われています

ステロイドを使うとき、一番心配なのが「お肌が薄くならないかな?」「ずっと使って大丈夫なのかな?」という副作用のことですよね。
これって、本当に多くの方が気になっているポイントなんですね。

実はここが、二つのお薬の最大の違いかもしれません。
ある比較試験のデータによると、キンダベートの方が、ロコイドよりも副作用が出にくい傾向があると報告されているんです。

  • お肌が薄くなる、赤くなるなどの「局所的な副作用」
  • お薬の成分が体に吸収されて起こる「全身への影響」

キンダベートは、これら両方の影響がロコイドよりも少なく、さらに一つ下の「弱い(Weak)」ランクのお薬と同じくらい副作用が出にくい、と評価されることもあるそうです。
もちろん、ロコイドも用法・用量を守れば安全性の高い素晴らしいお薬ですが、キンダベートの方がより副作用のリスクが低い可能性があるんですね。
この事実を知っているだけでも、お薬を塗るときの不安が少し和らぐ気がしませんか?

どんな時にどっちが選ばれるの?具体的な処方のケース

「それなら、全部キンダベートにすればいいのでは?」と思うかもしれませんね。
でも、実際の病院では、患者さんの状態に合わせて上手に使い分けられているんです。
具体的にどんな場面で選ばれやすいのか、いくつかのケースを見てみましょう。

お子さんのデリケートなお肌やお顔の湿疹

赤ちゃんの乳児湿疹や、アトピー性皮膚炎でお顔や首、陰部など、特にお肌が薄くて敏感な場所にお薬を塗るとき。
こんな時は、キンダベートが選ばれることが多いようです。
やはり「少しでも副作用の心配を減らしたい」という思いから、よりお肌に優しいお薬を処方してくれるお医者さんが多いのかもしれませんね。
ママさんやパパさんにとっても、副作用が少ないとされているお薬なら、安心して塗ってあげられますよね。

大人のやや長引く手荒れや慢性の皮膚炎

一方で、進行性指掌角皮症と呼ばれる頑固な手荒れや、乾癬、痒疹など、少し長引いている皮膚のトラブルにはどうでしょうか。
こういった、お肌が少し厚くなっている部分や、しっかりと炎症を抑えたい慢性的な症状には、ロコイドが処方される傾向があると言われています。
効き目は同じマイルドランクでも、症状のしつこさに合わせて「しっかり治す」ことを優先して選ばれることがあるんですね。

お医者さんの経験や好みによる使い分けも

ここまでご紹介した使い分けは、あくまで「こういう傾向が多い」というものです。
「この病気だから絶対にこっちのお薬!」という厳密な決まりがあるわけではないんですね。
お医者さんは、「こういう肌質の患者さんには、こちらのお薬がよく合っていたな」という長年の経験から、あなたに一番ぴったり合うお薬を選んでくれています。
もし、「どうして今回はこのお薬になったんだろう?」と気になったら、診察のときに優しく先生に聞いてみるのも良いかもしれませんね。
きっと、あなたのことを思って選んでくれた理由を教えてくれますよ。

キンダベートとロコイドの違いをおさらいしましょう

ここまで、二つのお薬について一緒に見てきました。
たくさんの情報があったので、最後に大切なポイントをスッキリ整理しておきましょうね。

  • 強さ・効き目:どちらも「Ⅳ群(マイルド)」で、炎症を抑える力はほぼ同じです。
  • 成分:キンダベートとロコイドでは、含まれている成分と濃度が違います。
  • 副作用:キンダベートの方が、お肌が薄くなるなどの副作用が起こりにくいという報告があります。
  • 使い分け:お肌が薄い顔や小児にはキンダベート、少し長引く手荒れなどにはロコイド、というように症状によって選ばれることが多いです。

同じグループのお薬でも、それぞれに個性があることがわかりましたね。
この違いを知っているだけで、お薬に対する見方が少し変わったのではないでしょうか。

不安な気持ちを解消して、安心してお肌のケアを続けましょうね

「ステロイド」という言葉を聞くと、どうしても怖いイメージが先行してしまいますよね。
「本当に塗っていいのかな…」と、チューブを手に取ったまま悩んでしまう気持ち、とてもよくわかります。
私たちも、大切なお肌のことだからこそ、慎重になって当然だと思います。

でも、今回見てきたように、キンダベートもロコイドも、しっかりと考えられて作られた優しい強さのお薬です。
お医者さんも、あなたのことやお子さんのことを一番に考えて、より安全に治療ができるように選んでくれているんですね。

お薬の違いがわかって、少しでも「ステロイド怖い」というモヤモヤが晴れていたら嬉しいです。
用法と用量をきちんと守って正しく使えば、どちらも頼もしい味方になってくれますよ。
どうか一人で悩まずに、不安なことがあればお医者さんや薬剤師さんに相談しながら、自信を持ってスキンケアを続けてくださいね。
あなたのお肌が、そしてお子さんのお肌が、1日も早くすこやかな状態に戻ることを心から応援しています。