水疱瘡と水いぼの違いは写真でわかる?

水疱瘡と水いぼの違いは写真でわかる?

お子さんと一緒にお風呂に入っているときや、お着替えをしているときに、ふと体に小さなブツブツを見つけると、「これって何かの病気かな?」と不安になってしまいますよね。
「もしかして水疱瘡?それとも水いぼ?」と気になって、ついインターネットで調べてしまうパパやママも多いのではないでしょうか。
子どもの肌はデリケートなので、少しの変化でも心配になるのは当然のことです。
そんなあなたのために、この記事では水疱瘡と水いぼの見分け方について、写真を見るように分かりやすく解説していきますね。
それぞれの症状の特徴や、気をつけるべきポイントを一緒に確認していきましょう。
最後まで読んでいただければ、「もしや…」という不安が少し和らいで、次にどう行動すればいいかがきっと明確になるはずですよ。

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実は全く別の病気!見た目も原因も違います

実は全く別の病気!見た目も原因も違います

結論からお伝えすると、水疱瘡(みずぼうそう)と水いぼは、見た目・症状・原因ウイルス・感染経路・治療法のすべてが違う、全く別の病気なんですね。
名前が少し似ているので、「親戚のような病気なのかな?」と思ってしまうかもしれません。
でも、実はウイルスの種類から根本的に異なっているとされています。
親御さんが「発疹(ブツブツ)の形」だけで判断しようとして、間違えてしまうことも多いと言われているんです。
だからこそ、見た目だけでなく、お子さんの全身の様子をよく観察することがとても大切になってきますよ。

なぜ違うの?原因と症状の大きな差

なぜ違うの?原因と症状の大きな差

では、どうして水疱瘡と水いぼはそんなに違うのでしょうか。
その理由を、原因となるウイルスや、発熱・かゆみといった症状の違いから詳しく見ていきましょうね。

原因となるウイルスが全く違います

まず、この2つの病気は、引き起こすウイルスの種類が根本的に違うとされています。
水疱瘡の正式名称は「水痘(すいとう)」といい、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)というウイルスが原因です。
このウイルスは感染力が非常に強く、空気感染や飛沫感染で広がるのが特徴なんですね。
一方で、水いぼの正式名称は「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といいます。
こちらは伝染性軟属腫ウイルス(MCV)というウイルスが原因とされています。
水疱瘡とは違い、肌と肌が直接触れ合うこと(接触感染)でうつることが多いと言われているんです。
出どころが全く違うウイルスだからこそ、症状の出方も大きく変わってくるのですね。

熱やかゆみなど、全身の症状に差があります

見た目で見分けるのが難しいときは、お子さんの「熱」と「かゆみ」に注目してあげてくださいね。
実は、ここが親御さんにとって一番分かりやすい判断ポイントになるかもしれません。

  • 水疱瘡の場合:
    ほぼ必ずと言っていいほど、高めの発熱を伴うことが多いとされています。
    また、強いかゆみが出るため、お子さんが我慢できずに体を掻きむしってしまうこともあります。
    体がだるそうだったり、元気がなかったりする全身症状が見られるのも特徴ですね。
  • 水いぼの場合:
    発熱などの全身症状は基本的にほとんどないと言われています。
    また、かゆみや痛みも基本的にはないとされているんです。(ただし、乾燥して炎症を起こしたり化膿したりすると、かゆくなることはあります。)
    ポツポツがあるのに本人はケロリとして元気いっぱい!という場合は、水いぼの可能性が高いかもしれませんね。

写真を見るように分かる!見分けるための3つの具体例

「でも、やっぱり見た目で見分けたい!」と思いますよね。
ここからは、実際に病院の先生たちがどうやって見分けているのか、インターネットで水疱瘡 水いぼ 違い 写真と検索して見比べる時のポイントを3つの具体例でご紹介します。
お子さんの肌と照らし合わせながら、一緒にチェックしてみてくださいね。

具体例1:ポツポツの「見た目」と「中身」の違い

まずは、1つ1つの発疹(ブツブツ)をよーく観察してみましょう。
写真で見比べると、意外とはっきりとした違いがあるんですよ。

【水いぼの典型的な見た目】
水いぼは、1〜5mmほどの小さな丸いポツポツです。
最大の特徴は、表面に真珠のようなツヤ(光沢)があることと、中央に「おへそ」のようなくぼみがあることです。
色は肌色から白、薄いピンク色をしています。
また、名前は「水」いぼですが、中身は水ではなく、白いウイルスのかたまりが詰まっているため、触るとやや硬くて簡単には潰れないと言われています。

【水疱瘡の典型的な見た目】
水疱瘡は、最初は虫刺されのような小さな赤い斑点から始まります。
それが1日ほどで中心に水を持つようになり、透明な水ぶくれ(水疱)に変わります。
さらに2〜3日経つと黄色っぽい膿を持つようになり、最後はかさぶたになっていくんですね。
一番の特徴は、「赤い斑点」「透明な水ぶくれ」「かさぶた」が、同じ時期に体に混ざって見られることです。
水いぼとは違って水ぶくれの皮が薄く柔らかいので、掻くとすぐに破れてしまうのも特徴なんですよ。

具体例2:できる場所と広がり方の違い

次に、ポツポツがどこにできているか、どうやって広がっていくかを見てみましょう。

水いぼは、わき腹や股のつけ根、肘や膝の裏など、肌がこすれやすい場所にできやすいとされています。
特定の場所から少しずつ増えていき、全身に広がるまでには数週間から数か月と、とてもゆっくりしたペースで増えていくことが多いんです。
数日で急に全身がブツブツだらけになることは少ないと言われています。

一方、水疱瘡は広がるスピードがとても速いです。
頭皮やおでこ、顔、お腹や背中(体幹)を中心に、たった数日のうちに急速に全身へ広がっていくのが特徴です。
口の中や性器など、粘膜にまでできることもあるんですよ。
「昨日は少ししかなかったのに、今日は全身に増えている!」という場合は、水疱瘡を疑った方がよいかもしれませんね。

具体例3:最新の治療法やプールでの対応の違い

最後に、治療の方針や保育園・幼稚園での対応(特にプール)についての最新の考え方も知っておくと安心ですよね。

最近は、水疱瘡のワクチンの定期接種が広まったおかげで、水疱瘡にかかっても症状がとても軽く済むケースが増えていると言われています。
ただし、ワクチンを打つ前の赤ちゃんなどは注意が必要ですね。
また、水疱瘡は感染力が強いため、すべての発疹がかさぶたになるまでは、保育園や学校はお休みしなければならないとされています。

水いぼについては、最近少し考え方が変わってきているんです。
昔は「水いぼがあったらプールは禁止!」と言われることが多かったのですが、実は水いぼは「水の中では感染しない」とされています。
そのため、タオルやビート板の貸し借りをやめ、肌同士の直接の接触を避ければ、プールに入ってもよいという見解の医師も多くなっているんですよ。
治療についても、昔はピンセットで一つ一つむしり取る痛い治療が主流でしたが、最近は「自然に治るのを待つ」など、お子さんの痛みをなるべく減らす方針を選ぶお医者さんも増えているようです。
こうした違いを知っておくと、先生とお話しするときにも心強いですよね。

迷ったときはこのポイントをおさらい

ここまで、水疱瘡と水いぼの違いについて見てきました。
もう一度、大切なポイントを整理しておきましょうね。

  • 水疱瘡は高熱や強いかゆみが出やすく、赤み・水ぶくれ・かさぶたが全身に混ざって急速に広がる。
  • 水いぼは熱やかゆみがなく元気なことが多く、ツヤのある小さなポツポツ(真ん中にくぼみ)がゆっくりと増えていく。
  • 原因となるウイルスも、感染の仕方も、治し方も全く異なる別の病気である。

写真で見比べたときの「ツヤがあるか」「かさぶたが混じっているか」といった特徴と合わせて、熱の有無や元気かどうかを確認してみてください。
そうすれば、きっとどちらの可能性が高いかが見えてくるはずですよ。

一人で悩まずに、最後はお医者さんに診てもらいましょう

お子さんの肌にポツポツが出ていると、「どうしよう、ひどくなったら可哀想だな」と、パパやママは自分のこと以上に心配になってしまいますよね。
その優しいお気持ち、とてもよく分かります。
この記事でご紹介した見分け方が、そんなあなたの不安を少しでも軽くするお手伝いになれば嬉しいです。

でも、お子さんの症状は一人ひとり違いますし、時には専門家でも判断が難しいケースがあると言われています。
特に水疱瘡のワクチンを打っていると、症状が軽くて「水いぼかな?」と見間違えてしまうこともあるそうです。
ですから、「大体わかったけど、やっぱり心配だな」と思ったら、決して無理をして自己判断せずに、小児科や皮膚科の先生に診てもらってくださいね。
お医者さんに「水いぼですね、心配いりませんよ」と声をかけてもらうだけでも、心がスッと軽くなるはずです。
お子さんの健やかな成長と、ご家族の安心な毎日のために、まずはリラックスして、かかりつけの病院に相談に行ってみてくださいね。
きっと、すぐにお子さんの笑顔が戻ってきますよ。