
健診で「そろそろ正期産に入るね」と言われたり、ネットの体験談で「生産期」という言葉を見かけたりして、「この2つの言葉の違いって何だろう?」と疑問に思うプレママさんも多いのではないでしょうか。
大切な赤ちゃんを迎える時期のことだからこそ、正しい意味をしっかり知っておきたいですよね。
この記事では、正期産と生産期の違いや、よく似た「臨月」との違いについて、分かりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただければ、言葉の意味がスッキリと整理されて、安心して出産に向けた準備を進められるようになりますよ。
一緒に、赤ちゃんとの対面に向けて心を整えていきましょうね。
正期産と生産期の違いは「医学用語」か「俗語」か

どちらも「妊娠37週0日から41週6日まで」の期間を指しています。
一番の大きな違いは、「正期産」が教科書などにも載っている正式な医学用語であるのに対して、「生産期」は非公式な俗語であるということです。
産婦人科の先生や助産師さんたちが医療の現場で使う正しい表現は「正期産」なんですね。
一方で「生産期」や、同じように使われる「正産期」という言葉は、妊婦さんたちの間で一般的に広まった呼び方だと言われています。
意味する期間は同じなので、日常会話で使う分にはどちらでも大丈夫ですよ。
ただ、クリニックのホームページや育児書などを読むときは、「正期産」という言葉で探した方が、より正確で詳しい情報に出会えるかもしれませんね。
なぜ2つの言葉が使われているの?

その理由について、もう少し詳しく見ていきましょう。
言葉の背景を知ると、なんだか納得できるかもしれませんよ。
正期産は母子ともにリスクが低い理想的な出産時期
まず、正式名称である「正期産」についてです。この言葉は、赤ちゃんがママのお腹の外に出てきても、自分自身の力で元気に呼吸して生きていけるくらい、十分に成長した時期に出産することを意味しているんですね。
妊娠37週0日~41週6日が正期産
具体的には、妊娠37週0日から41週6日までの、約5週間の期間を指します。この時期になると、赤ちゃんの肺などの内臓の機能がしっかりと完成し、体温を保つための皮下脂肪も十分についている状態になります。
そのため、母子ともに健康上のリスクが最も低く、いつ陣痛が来ても安心して出産に臨める理想的な時期とされているんですね。
お腹の中で赤ちゃんが一生懸命育ってくれた証拠だと思うと、なんだか愛おしさが増してきませんか。
生産期は妊婦さんの間で広まった言い回し
次に、「生産期」や「正産期」という言葉についてです。これらは医学用語ではないと先ほどお伝えしましたが、ネットの掲示板やSNS、プレママ友との会話では、むしろこちらの方がよく使われているかもしれませんね。
「いよいよ生産期に入りました」といった報告を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
漢字の変換ミスや発音のしやすさから定着した可能性も
実は、なぜ「生産期」という言葉が広まったのか、はっきりとした理由は分かっていないんです。ただ、もしかしたら「正期産(せいきさん)」という言葉が、パソコンやスマホで入力するときに「生産期」と変換されやすかったり、耳で聞いたときに「正産期」と思い込んでしまったりしたのかもしれませんね。
また、「正常に出産できる時期」という意味合いから、「正産期」という漢字が当てられたという見方もあります。
言葉の響きが似ているので、自然と妊婦さんたちの間で定着していったのだと思います。
言葉としては俗語でも、赤ちゃんに会える喜びを表す素敵な言葉として使われているんですね。
妊娠週数に関する言葉の違いを整理してみましょう
正期産や生産期の他にも、妊娠後期になると色々な言葉を耳にしますよね。特に「臨月」や「早産」といった言葉は、正期産とどう違うのか気になるところだと思います。
ここで、それぞれの言葉の違いや意味を一緒に整理してみましょう。
臨月と正期産の違い
「臨月に入ったから、いつ産まれても大丈夫」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、臨月と正期産には少しだけズレがあるんですね。
ここを勘違いしてしまうと、少し焦ってしまうこともあるかもしれないので、確認しておきましょう。
臨月は妊娠36週から始まる一般的な呼び方
「臨月」というのは、「出産予定日がある月」のこと、つまり妊娠36週0日から出産までの期間を指す一般的な俗語です。一方で、先ほどお伝えした通り「正期産」は妊娠37週0日から始まります。
つまり、臨月に入ってすぐの「妊娠36週」の時期に出産することは、医学的にはまだ「早産」の扱いになってしまうんですね。
臨月に入ったからといって無理に動き回ったりせず、正期産に入るまでは、もう少しだけゆったりと過ごすのが安心かもしれませんね。
早産と過期産について
正期産の期間から外れてしまう出産についても、知っておくと心の準備ができますよね。早すぎても、遅すぎても、赤ちゃんやママへのリスクが少し変わってくるんです。
正期産より前か後かでリスクが変わります
妊娠22週0日から36週6日までの出産は「早産」と呼ばれます。この時期に産まれた赤ちゃんは、まだ体の機能が未熟なことが多く、NICU(新生児集中治療室)でのケアが必要になる可能性が高くなります。
反対に、妊娠42週0日以降の出産は「過期産(かきさん)」と呼ばれます。
予定日を過ぎて長くお腹にいると、胎盤の機能が少しずつ低下してきたり、赤ちゃんが大きくなりすぎてお産が大変になったりするリスクがあると言われています。
だからこそ、37週から41週の「正期産」の期間が、一番安全で理想的なタイミングとされているんですね。
正期産と生産期の違いを理解して出産に備えよう
ここまで、正期産と生産期の違いや、関連する言葉について一緒に見てきました。最後に、この記事のポイントを整理しておきましょう。
- 「正期産」は妊娠37週0日~41週6日を指す正式な医学用語です。
- 「生産期」や「正産期」は、正期産と同じ期間を指す一般的に広まった俗語です。
- 正期産は、赤ちゃんの体の機能が十分に育ち、母子ともにリスクが低い理想的な出産時期です。
- 「臨月」は妊娠36週からを指すため、臨月に入ってすぐの出産はまだ「早産」になります。
言葉の違いが分かると、健診で先生が言っていることや、育児書の情報の意味がより深く理解できるようになりますよね。
「正期産」という言葉を見たら、「赤ちゃんが外の世界に出る準備がバッチリ整った時期なんだな」と安心してもらえたら嬉しいです。
安心して赤ちゃんを迎えるために
妊娠後期は、お腹も大きくなって体も重くなり、マイナートラブルに悩まされることも多いですよね。「陣痛はいつ来るのかな」「無事に産めるかな」と、不安な気持ちになることもあるかもしれません。
でも、それはママが赤ちゃんのことを大切に想っている証拠です。
誰もが同じようにドキドキしながら、その日を待っているんですね。
正期産(生産期)に入ったら、赤ちゃんはいつ産まれてきても大丈夫な状態に育ってくれています。
入院バッグの最終確認をしたり、赤ちゃんが過ごすお部屋の準備を整えたりしながら、ゆったりとした気持ちで過ごしてくださいね。
パートナーさんやご家族とも、「もうすぐだね」と喜びを分かち合う時間を大切にしてみてください。
赤ちゃんは、ママに会うためのベストなタイミングを、お腹の中で自分で決めて出てきてくれるはずです。
その素晴らしい瞬間に向けて、残りのマタニティライフをどうか穏やかな気持ちで楽しんでくださいね。
あなたの安産を、心から応援しています。