マンタとエイの違いは画像でわかる?

マンタとエイの違いは画像でわかる?

水族館の大きな水槽の前や、ダイビングで広大な海に潜ったとき、ひし形の大きな魚が優雅に泳いでいる姿に見とれてしまったことはありませんか?
そんなとき、「あ、マンタだ!」と思うこともあれば、「いや、もしかしてエイなのかな?」と迷ってしまうこともありますよね。
似ているようで、実はこの2つの生き物には色々な違いがあるんですね。

「どこを見れば見分けられるの?」と気になっている方も多いかもしれません。
この記事では、マンタとエイの違いを、画像で見分けるときのポイントとともに、とてもわかりやすく解説していきます。
最後まで読んでいただければ、次に水族館へ行ったときや海に潜ったとき、「あれは口が前にあるからマンタだね!」と、きっと自信を持って見分けられるようになりますよ。

海の生き物たちの不思議で魅力的な世界を、私たちも一緒に覗いてみましょう。

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マンタとエイの違いってなに?

マンタとエイの違いってなに?

マンタとエイの最も大きな違いは、ズバリ「口の位置」「泳ぎ方」なんですね。
どちらも同じ軟骨魚綱の「トビエイ目」というグループに属している仲間なのですが、生活している場所や食べているものが違うため、体のつくりにハッキリとした違いが現れているんです。

ダイバーさんや水族館の飼育員さんが撮った画像などで見分けるときは、お腹側から「口がどこにあるか」をチェックするのが一番わかりやすいポイントになりますよ。
マンタはエイの仲間ではありますが、海の中を泳ぎ回ることに特化した、少し特別な存在と言えるかもしれませんね。

なぜマンタとエイには違いがあるの?

なぜマンタとエイには違いがあるの?

暮らしの場所と食べ物の違い

マンタは海面近くの中層を優雅に泳ぎながら、小さなプランクトンを濾過(ろか)して食べています。
一方、一般的なエイ(アカエイ科など)は海底でじっと過ごすことが多く、カニや貝などの底生生物を主食としているんですね。

この生活スタイルと食べ物の違いが、見た目や体のつくりの違いに大きく繋がっているとされています。
生き物って、自分の暮らしに合わせて少しずつ進化していくんですね。そう思うと、なんだか愛おしく感じませんか?

口と目の位置に注目

マンタの口は、頭のいちばん前(前方)についています。
これは、泳ぎながら大きく口を開けて、たくさんのプランクトンを海水と一緒に飲み込むのにとても適しているからなんですね。
一方、エイの口はお腹側(腹部)についています。
海底に潜んでいる獲物を上から覆いかぶさって捕まえるために、お腹に口があるのがピッタリなんですよ。

また、目の位置にも違いがあります。
マンタの目は頭の先端に近い部分についていますが、エイの目は背中側についています。
海底の砂に隠れながら上を見るためには、背中側に目がある方が便利ですよね。

泳ぎ方と胸ビレの形

海の中での泳ぎ方にも、それぞれの個性が表れています。
マンタは三角形の大きな胸ビレを、まるで鳥の羽のように上下にパタパタと羽ばたかせて泳ぎます。
その姿は本当に優雅で、見ているだけで癒されますよね。

それに対してエイは、丸みのある楕円形の胸ビレをヒラヒラと波打たせるようにして、海底を這うように泳ぐことが多いんです。
胸ビレの形(三角形か楕円形か)に注目してみるのも、画像で見分けるときの良いヒントになりますよ。

毒針の有無

これって気になりますよね。海で出会ったとき、安全かどうかも知っておきたい大切なポイントです。
実は、マンタには尾の毒針がありません
プランクトンを食べて広い海を泳ぐマンタは、毒針で身を守る必要がなかったのかもしれませんね。

でも、アカエイなどの一般的なエイの多くは、身を守るための防御用として尾に毒針を持っているんです。
もし海辺でエイを見かけたときは、むやみに近づいたり触ったりしないように気をつけてくださいね。

画像で見分ける!マンタとエイの具体的な特徴

お腹側の画像でエラと口をチェック

ブログやSNSでダイビングの写真を見るときは、ぜひ「お腹側」の画像を探してみてください。
マンタもエイも、お腹側にエラ穴(左右に並んだ孔)がありますが、マンタのエラ穴はプランクトンを濾過するためにとても大きく発達しているんです。
エイのエラ穴はそれに比べると小さめなんですね。

そして何より、先ほどもお伝えしたように、口が前を向いているか、下(お腹側)を向いているかが、決定的な見分けポイントになります。
お腹の画像を見れば、一目で「あ、これはエイだ!」とわかるはずですよ。

マンタ特有の「頭鰭(とうき)」

マンタの正面からの画像を見ると、口の横にくるくると巻いたツノのようなものがありますよね。
これは「頭鰭(とうき)」と呼ばれるもので、マンタならではの大きな特徴なんです。

泳ぐときにこの頭鰭を広げて、プランクトンを効率よく口の中に集めるための特別なヒレなんですね。
一般的なエイにはこの頭鰭がないので、顔の周りを見るだけでも簡単に見分けることができますよ。

ナンヨウマンタとオニイトマキエイの違い

少し上級編になりますが、私たちが「マンタ」と呼んでいる生き物にも、実は種類があるんですね。
主に「ナンヨウマンタ」「オニイトマキエイ」の2種類がよく知られています。
美ら海水族館などの公式ブログやダイビングの解説記事でも、この2種類の見分け方がよく話題になっているんですよ。

背中側の画像を見たとき、ナンヨウマンタは白い模様が「V字」になっていて、口の周りが白いのが特徴です。サイズも比較的小さめです。
一方、オニイトマキエイは背中の白い模様が「T字」になっていて、口の周りが黒っぽいんですね。こちらは成長すると6メートルを超えることもあるほど、とっても大きな体をしているんです。
もしマンタの画像を見つけたら、「これはどっちのマンタかな?」と推測してみるのも楽しいかもしれませんね。

マンタとエイの違いを画像で見分けるポイントのまとめ

ここまで、マンタとエイの違いについて一緒に見てきました。
色々な違いがありましたが、ポイントを整理すると以下のようになりますね。

  • 口の位置:マンタは頭のいちばん前、エイはお腹側
  • 目の位置:マンタは頭の先端、エイは背中側
  • 胸ビレの形:マンタは三角形、エイは楕円形
  • 毒針:マンタには無いが、エイの多くには有る
  • 泳ぎ方:マンタは海中を羽ばたくように、エイは海底を波打つように泳ぐ
  • 顔の特徴:マンタには口元に「頭鰭(とうき)」がある

これらのポイントを知っていると、写真や映像を見たときにも、きっとすぐに見分けられるようになるはずですよ。
「口の位置」と「頭鰭」さえ覚えておけば、もう迷うことはありませんね。

さあ、海の生き物たちに会いに行きましょう

マンタとエイの違い、いかがでしたか?
「なるほど、ここを見ればよかったんだ!」と、少しでもスッキリしていただけたなら、とても嬉しいです。

次に水族館の大きな水槽の前に立ったときや、ダイビングで美しい海の世界へ潜ったときは、ぜひ今回ご紹介したポイントを思い出してみてくださいね。
「あ、口が前にあるからマンタだ!」「背中の模様がV字だからナンヨウマンタだね」なんて、お友達やご家族の皆さんでお話しするのもきっと楽しいですよ。

今までとは違った視点で海の生き物たちを観察できるようになると、海の世界がもっともっと好きになるかもしれません。
さあ、私たちと一緒に、新しい発見を探しに出かけてみませんか?
きっと素晴らしい出会いが待っていますよ。