
ネット通販などで素敵な服を見つけて買おうとしたとき、サイズ表を見て「あれ?」と思ったことはありませんか?
「肩巾」と書かれているサイトもあれば、「肩幅」と書かれているサイトもあって、どっちが正しいのか気になりますよね。
もしかしたら、測る場所が違うのかな…と不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、安心してくださいね。
この記事を読んでいただければ、そんなサイズ表記の疑問がスッキリと解決します。
さらに、自分にぴったりのサイズを選ぶための、正しい測り方や服選びのコツも一緒に知ることができるんですね。
これからは、サイズ選びで失敗することが減って、ネットショッピングをもっと安心して楽しめるようになりますよ。
それでは、一緒に詳しく見ていきましょう!
肩巾と肩幅に明確な違いはありません

結論からお伝えしますと、「肩巾」と「肩幅」は同じ意味なんですね。
どちらも、ファッションや服飾の世界では「肩の付け根から、反対側の肩の付け根までの長さ」を表しています。
「えっ、そうだったの?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
現在では「肩幅(かたはば)」と書くのが標準的とされています。
ですので、お買い物をするときは、どちらの漢字で書かれていても「同じ場所の長さのことなんだな」と思っていただいて大丈夫ですよ。
なぜ2つの表記があるの?

同じ意味なのに、どうして違う漢字が使われているのか気になりますよね。
そこには、少しだけ言葉の歴史や、服飾業界の背景が関係していると言われています。
「肩巾」は少し古い表記かもしれません
実は、「肩巾」という書き方は、一部の専門用語や、昔ながらの表記として使われてきたものなんですね。
昔から服作りをしている職人さんや、歴史のあるブランドなどでは、今でも「肩巾」という字を使うことがあるそうです。
言葉の使い方は時代とともに少しずつ変わっていくものですよね。
今では一般的に「肩幅」が使われるようになりましたが、どちらも肩の横幅を意味することに変わりはないんですね。
本当に知っておきたい「2つの測り方」
言葉の違いよりも、服選びでずっと大切になってくるのが「測り方の違い」です。
実は、肩幅のサイズには「ヌード寸法」と「仕上がり寸法(製品寸法)」という2つの種類があるのをご存知でしたか?
ここを知っておくと、服選びがグッと楽になるんですよ。
自分の体を知る「ヌード寸法」
ヌード寸法というのは、その名の通り「実際の体のサイズ」のことです。
服を着ていない状態、または薄着の状態で、体に直接メジャーを当てて測ります。
測り方には少しコツがあります。
片方の肩の頂点(肩峰と呼ばれます)から、首の後ろの付け根(バックネックポイントや頸椎点と呼ばれます)を通って、もう片方の肩の頂点までを測るんですね。
体に沿ってメジャーを曲線に当てて測るのが特徴です。
オーダースーツを作るときなどは、このヌード寸法がとても重要になってきます。
服のサイズを知る「仕上がり寸法」
一方で「仕上がり寸法」というのは、製品として出来上がった「服そのもののサイズ」のことです。
製品寸法と呼ばれることもありますね。
こちらは、服を平らな場所に置いて、左右の肩の縫い目の頂点から頂点までを直線で測ります。
ジャケットなどの場合は、前のボタンをきちんと留めてから測るのがポイントなんですね。
私たちがネット通販のサイズ表でよく見かけるのは、こちらの仕上がり寸法であることが多いです。
よく似ている「身幅」との違い
サイズ表を見ていると、「身幅(みはば)」という言葉もよく出てきますよね。
これも肩幅と間違えやすいので、一緒に整理しておきましょう。
- 肩幅:左右の肩の頂点(縫い目)の間の長さ
- 身幅:左右の脇の下の間の長さ
- 着丈:首の付け根から服の裾までの長さ
- 袖丈:肩の先から袖口までの長さ
このように、測る場所が全然違うんですね。
特に身幅は、服のゆったり感(バスト周り)を決める大切なサイズなので、肩幅と一緒にチェックしてみてくださいね。
ぴったりな服を選ぶための具体的なコツ
肩幅の意味や測り方の違いがわかったところで、次は実践編です。
自分に似合う服を見つけるための、具体的なコツをいくつかご紹介しますね。
きっと、明日からの服選びに役立つはずですよ。
1. 一人で簡単に肩幅を測る方法
「自分のヌード寸法を知りたいけれど、一人じゃ背中側を測れない…」
そう思いますよね。実は、一人でも簡単に測れる裏技があるんです。
それは、「片側だけ測って2倍にする」という方法です。
鏡の前に立ち、リラックスして肩の力を抜きます。
そして、首の後ろの付け根の出っ張った骨(バックネックポイント)から、片方の肩の頂点までをメジャーで測ります。
その数字を2倍すれば、おおよその自分の肩幅(ヌード寸法)がわかるんですね。
測るときは、できるだけ薄着になって、自然に肩を落とした姿勢で測るのが、正確に測るコツですよ。
2. 自分の肩幅の目安を知っておく
メジャーが手元にないときでも、自分の身長からおおよその肩幅の平均値を計算することができるってご存知でしたか?
実は、「身長 × 0.23〜0.24」という計算式で、目安を出すことができるとされています。
例えば、身長が170cmの方なら、だいたい39cm〜41cmくらいが平均的な肩幅ということになります。
男女別の平均でいうと、男性は40cm前後、女性は36cm前後と言われているんですね。
もちろん体型には個人差がありますので、あくまで目安にはなりますが、これを知っておくだけでも「この服は私には少し肩が大きそうだな」といった判断がしやすくなりますよね。
3. 肩幅が気になる方の服選び
「私は少し肩幅が広くて、服選びが難しいんです…」
そんなお悩みを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、デザインの選び方次第で、コンプレックスを魅力に変えることができるんですよ。
肩幅が広めの方には、首元がV字に開いた「Vネック」のトップスがとてもよく似合うとされています。
首元がスッキリ見えることで、視線が縦に誘導されて、肩の広さが目立ちにくくなるんですね。
また、肩と袖の境目がない「ラグランスリーブ」の服も、肩のラインをなだらかに見せてくれるのでおすすめです。
逆に、自分の体型(ヌード寸法)をしっかり把握していれば、それを活かしたかっこいいオーダースーツを作ることもできますよ。
服選びをもっと楽しくするために
ここまで、肩幅にまつわるいろいろな情報をお伝えしてきました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしてみましょう。
- 「肩巾」と「肩幅」は同じ意味なので、どちらの表記でも迷わなくて大丈夫です。
- 自分の体型を知るための「ヌード寸法」と、服の大きさを表す「仕上がり寸法」の違いを知っておきましょう。
- 一人で測るときは、首の付け根から片方の肩先までを測って2倍にすると簡単です。
- 肩幅が気になる方は、Vネックやラグラン袖などを上手に取り入れてみてください。
これらのポイントを知っているだけで、ネット通販での「届いてみたらサイズが合わなかった…」というがっかりを、きっと減らすことができるはずです。
サイズ選びって、少し面倒に感じることもあるかもしれませんね。
でも、自分の体のサイズを正しく知ることは、自分を一番素敵に見せてくれる服と出会うための、大切な第一歩なんです。
今度お買い物をするときは、ぜひお手持ちの着心地の良い服の「仕上がり寸法」を測ってみてください。
そして、ご自身の「ヌード寸法」と比べてみてくださいね。
きっと、「だからこの服は着やすいんだ!」という新しい発見があると思いますよ。
あなたにぴったりの素敵な一着が見つかって、毎日のお出かけがもっと楽しくなりますように。
ぜひ、今日から服選びの参考にしてみてくださいね!